機能や形状
材質や地域
初期の頃の一連の古九谷風の作品。染付で格子文を四隅に施し、本歌は明らかではないが、上絵付で屋根付舟と荷と船頭を描く。名高台内に描き、銘「魯山人陶々軒」。魯山人が須田青華の窯で焼いた初期の作品のひとつで稀な作品といえる。(山口陶器店)
「魯山人作 于 陶々軒」という署名から、初代須田菁華の窯での制作であることが分かります。須田菁華は茶道、煎茶道、盆石、俳句などを嗜んだ趣味人でした。魯山人先生は「私は、先代菁華に大いに教えられた」という題目で講演会を行なっています。初期の作品には須田菁華の窯の素地に文字や絵を描いたものが多くあります。二人の親交の深さと初代菁華に対しての感謝の気持ちが伝わってくる作品です。木瓜形の中央には丁寧な絵付けで舟人物が描かれています。裏面には赤絵で「五湖范蠡」「搖烟蕩水」「牽船花裏」「風疾萬地」「引帆寺映」の漢詩が書かれています。(しぶや黒田陶苑)
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