機能や形状
大変珍しい花入です。瓢型は数が少なく、飛釉もほとんど見ません。型により成形された瓢型はどっしりとし安定感があり、丸みのある曲線がとても美しいです。磁器による柿釉の発色が綺麗でポンポンと不自然に施された飛釉の感覚が魯山人らしく特有で落ち着きが有り素晴らしいです。テーブル席や部屋のどこに置いても落ち着き、勿論床の間も引き締まります。どんな花を生けようか楽しみになり、又そのまま飾っても美しい魯山人の素晴らしい作品です。
中央に型の跡があり石膏型による成形であることが伺えます。型から取り出した後に削り出しています。口縁が少し反っていますが、柿釉を口縁の間際まで施釉した後に鉄斑を配しています。大阪東洋陶磁美術館にある青磁の飛釉などの意匠を範とされたのでしょうか。高台内に「魯山人」の染付銘があります。
管理No.227
公式サイトからのご予約が最もお得です。