75.窯変織部 四方灰皿(黒田箱)

機能や形状

  • 【灰器】

材質や地域

  • 【織部】

75.窯変織部 四方灰皿(黒田箱)

煙草を呑まなかった魯山人ですが、とても使い勝手が良い灰器です。生地に凹凸をつけた景色の無い作品もありますが、この作品のように櫛目を入れ、織部釉の緑色の濃淡に良く合う作品が多く、感じの良さが出ています。伊賀釉や瀬戸釉の灰器も見られますが、魯山人の綺麗な織部釉が紙巻煙草の白と火の色と一番良く合っているようです。やや小振りこの作品は何時も身近に置き、魯山人の焼き物の中で一番使う頻度が高い作品です。

側面を檜垣状に櫛目を施して、上部は器体を動かしながら順番に櫛目を施しています。通常の櫛目よりも深く入れていることから、織部釉の濃淡がはっきり見えています。魯山人先生は京窯風の登窯を使っていたことから、織部釉の変化も作品に利用していました。底部に「ロ」の刻銘があります。

作者北大路魯山人
黒田箱
年代昭和25〜30年代
サイズ8.8 / H5.5㎝
価格(税別)900,000円

管理No.27

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