「古池や蛙飛び込む水の音」と松尾芭蕉の句が思い浮かぶ愛らしい絵です。桃色と黄色の蓮が色鮮やかに描かれ、青緑の蛙が勢いよく池に飛び込もうとしています。幼少から絵が好きで絵描きに成れたらいいと思っていた魯山人、東京に出てからもずっと書の筆と一緒に絵筆も購入していたようです。魯山人の絵画特に即興はどれを見ても心温まる気持ち良い物ばかりで、その中でもこれ程色鮮やかな色紙作品はとても珍しい物です。素晴らしい自然の良さを描く作家は近代数人しか居らず、これも貴重な作品です。・昭和15年(1940)頃の作品
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