機能や形状
材質や地域
石川県立美術館にて開催された「古九谷の風土が育んだ近代陶芸四巨匠展」にて出陳された本こちらの特徴は、料理を立体的にかつ美しく見せる、八角形の洗練された形状と深さにある。釉薬の独特な色合いや質感は、光の加減で表情を変え、一つ一つに手仕事の温かみが宿る。六客の中にも絶妙な個体差があり、芸術性と実用性を兼ね備えた名品である。(山口陶器店)
二代松本佐吉(1905~1988)は古九谷や再興九谷で最も名声高い窯であった吉田屋窯の作風を初代佐吉に学び、板谷波山先生にも師事された作家です。魯山人先生の作品鑑定は少なく、どのような経緯でこの作品をご覧になり、箱書をしたのかを想像するだけで興味深いです。織部の八角で同手の意匠があります。楓文を鉄絵で、側面には染付で十草を、口縁には鉄絵で口紅として作品を引き締めています。高台内には「魯」の染付銘があり、銘の周辺以外は土見せとしています。(しぶや黒田陶苑)
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