機能や形状
材質や地域
野草の鉄絵がぐっと胸に迫り、思わず身を乗り出し手に取りたくなる作品です。織部釉を円の周りの立ち上がり四方に塗り、その中に何処にでも有るような野草をのびのびと動いてるように器いっぱいに鉄絵で描いています。この手の作品は古い織部には全く無く、魯山人独自の芸術です。時代を感じさせず、新鮮で綺麗で素晴しい。このまま置くだけでも存在感が有り、皿立で飾っても額に仕立て眺めても良く何を乗せても引き立ちます。この作品も後世に伝えなければならない名品です。
タタラ成形の後に中央の円を月に見立て、四隅を折り上げて、鉄絵で檜垣と葦を描いています。丸形の外側には深い織部釉が掛かっています。ここで通常のものは完成するのですが、朝露の思わせる七つの水玉を金彩で描いています。底部は露胎で大きな「ロ」が刻銘されています。
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