117.鶴来二字扇面 額(黒田識)

機能や形状

  • 【額装】

材質や地域

  • 【書】

117.鶴来二字扇面 額(黒田識)

「鶴来」鶴は、つがいが仲睦まじく、一生相手を変えないことから「夫婦愛」の象徴であるとされています。また、鳴き声が高く遠くまで響くことから「天と地をつなぐ=天に通じる」として、尊くめでたい鳥と考えられています。鶴は千年亀は万年という言葉があるように、長命で、極めてめでたいという意味を持ち、縁起が来るという意味なのでしょう。書で芸術に目覚め、多方面で素晴しい才能を発揮し、常に書の事を忘れず考えていた魯山人の綺麗で気持ちが良いめでたい扇面書です。

日本では平安時代ぐらいから『源氏物語』などの大和絵を扇面に描いていました。また大阪の四天王寺に伝来した、法華経などの写経と絵画を組み合わせた『扇面法華経冊子』などの国宝もあります。魯山人先生は扇面に「鶴来」を揮毫されました。鶴は繁栄と長寿の象徴で「鶴来」は瑞祥である「鶴」がこちらにやって来たという意味が込められています。この二つの字が際立つように工夫されている額装も好ましいです。

作者北大路魯山人
黒田識
年代昭和10年代
サイズ
価格(税別)2,300,000円

管理No.72

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