常に書の事を忘れず考えていた魯山人。書で芸術に目覚め、多方面、絵画、焼物、漆、デザインそして、料理で素晴しい才能を発揮しました。この作品は、大正 14 年 3 月星岡茶寮が始まり、12 月に書及び陶器による「魯山人習作第1回展」に出されたものです。「悠々去来」 悠々として来るものは拒まず去る者は追わず。という意味なのでしょうか。1行書、しかも共箱。簡素で品の有る表具で、どんな品格の高い床でも、気さくな場所でも合う、後世に残したい貴重な掛け軸です。大正14年(1924)の作品。魯山人習作第一回展観録掲載。
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