制作年不詳ですが、初期頃に制作されたと思われる。魯山人の磁器作品の中でも類を見ることがない希少価値のある作品です。口縁を輪花形に成形し、内部を押型で花弁や七宝の陽刻文としたもの。外側の染付は呉須と線描による市松紋様で、余白に米字を配しています。見込みの吉字が吉祥を表し、見どころの多い豪華な作風。図鑑 北大路魯山人の食器 黒田和哉著 光芸出版発行(1990年)P134に類品掲載。
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