208.織部 段鉢(共箱)

機能や形状

  • 【丸鉢】

材質や地域

  • 【織部】

208.織部 段鉢(共箱)

最大級の大鉢です。魯山人の織部焼は1955年から二度に亘り、所謂「人間国宝」に指定されるよう依頼されましたが断っています。晩年は金銭事情が悪く、「人間国宝」になれば奨学金も入るのに、国(芸術が解らぬ)が決めるものは受けたくなく、他の指定者とは別格と思っていたのでしょう。その素晴らしく綺麗な織部釉を全面に掛け、三段にくびれを入れ焼き上げています。酒やワインなど液体を入れても、大き目の果物を盛っても良く、使い方は多様に有り、織部焼きの大銘品でしょう。

大きな織部の大鉢で、段を付けるに従って大きく口を広げています。外側は削り出し、その凹凸に織部釉が溜まったり、流れたりすることで釉薬の変化を感じさせてくれています。口縁は水辺に整えられています。持ち上げてみるととても軽く感じます。見た目の重厚感とのギャップがあり、そのような感覚になります。高台付近は露胎としていて、高台内には「魯山人」の刻銘があります。

作者北大路魯山人
共箱
年代昭和10年代
サイズ41.6 / H16.6cm
価格(税別)17,400,000円

管理No.572

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