184.織部鳥と芦文扇面鉢(共箱)

184.織部鳥と芦文扇面鉢(共箱)



扇面のフォルムに千鳥と芦を配した情趣豊かな織部鉢瑞々しい織部釉の発色は抜群で、器肌に自然な濃淡をもたらしながら、絵付けと美しく調和している。さらに、鉢の側面には織部特有の幾何学文様が施され、造形と装飾のバランスが絶妙。鳥や芦といった自然のモチーフに、人為的な幾何が加わることで、静と動の世界がひとつの器に共存している。 魯山人が織部に取り組んだ背景には、桃山陶の自由闊達な精神への敬意と、それを現代に蘇らせる美意識があった。本作は、まさにその思想と技術が高次元で融合した一品であり、 「織部焼で人間国宝の認定を受けた」と評されるほどの完成度を備えている。なかでもこの扇面鉢は、料理屋や料亭が「魯山人作品といえば」としてひとつは持ちたいと願う代表的な意匠。器そのものが料理の格を引き上げるような、存在感と機能美を兼ね備えた逸品である。

作者北大路魯山人
材質陶磁器
価格(税別)2,200,000円

ご宿泊予約 日帰り予約

鶴巻温泉 元湯陣屋のご案内

鶴巻温泉 元湯陣屋入り口
Access

アクセス

鶴巻温泉 元湯陣屋
〒257-0001
神奈川県秦野市鶴巻北2丁目8−24
ギャラリー
Gallery

ギャラリー

陣屋の美しい瞬間を切り取って
公式サイト最低価格保証

公式サイトからのご予約が最もお得です。