2024年に茨木県陶芸美術館で開催された「魯山人クロッシング」ではこの徳利の類品がちらしの表紙に掲載されています。味わいのある磁器に濃厚な赤呉須を刷毛で施しています。鮮やかで美しい金彩を轆轤を引きながら独楽筋状に配しています。輪線の太さや空間の感覚に魯山人先生ならではの趣向がありこのような簡素な作品でも稀代な芸術家であることがわかります。染付銘で「魯」としてあり、昭和10年代から昭和20年代の作品です。
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