機能や形状
材質や地域
竹形の花入は、とても様子が良く、魯山人特有な焼き物の内の一つです。千利休以来、竹の花生けはとても人気が高く、現在でも茶道を好む人に限らず、たくさんの人が作ったり使ったりしています。魯山人はこの焼き物を伊賀釉で多数作りましたが、その中でもこの作品は形もしっかりして、釉薬がとても綺麗に掛かり、素晴らしい焼き上がりになっています。「没後50年北大路魯山人展」全国回った現物です。使い易い大きさで、床の間やテーブル等何処でも直に使える名作です。
本作品は『没後50年 北大路魯山人展』に出品されています。古美術などを大量に買い込み経営を圧迫したとして、星岡茶寮を追い出された魯山人先生は、それをきっかけに制作に励んでいきます。わかもとを始め、日本火災(安田火災)や塩田ボーリング、台湾銀行などの企業から大量に注文をもらいました。一時期には30数名を雇い、魯山人窯芸研究所と看板も掲げ盛況を呈しました。この作品もその頃の作品です。口縁や竹節を見事に表現しており、その部分に灰釉が溜まっています。釉に変化があり景色となっています。高台内には「魯山人」の刻銘があります。
管理No.136
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