機能や形状
材質や地域
糸巻の意匠は大正15年に発表された磁器のもの、晩年のたたら成形の色絵や銀彩などがあります。本作は薄いたたら成形の後に、四隅を切り落としています。緑釉、青釉、紫釉、紺釉、黄釉と赤絵で糸を表現していますが、それぞれ糸の交差の仕方を工夫しています。四色の上に三色、二色の上に三色、二色の上に三色、四色の上に二色、二色の上に三色、そしてそれぞれの太さを変えているので、一枚として同じものがないところが魯山人先生らしいところです。裏側を見てみれば、2枚に赤絵、紺釉、緑釉で3色の斜めに線文を、他の3枚は紺釉を斜めに配しています。焼成の上がりも良く小さい作品ながらも魯山人先生の魅力を伝えてくれる作例です。
管理No.208
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