機能や形状
材質や地域
織部釉を用いた四方平鉢で大きな虫を鉄絵で描いている作品は大変少なく3点のみが、図版で確認されているだけです。厚めのタタラ作りの後に鞍馬石などの庭石で叩き表情を出しています。口縁に手を加えて、葉の上に、鳴く虫を描いています。まさに秋を詠い上げた作品です。底部には二本の横木を下駄足のように付けています。本作は昭和31年の『魯山人五十回個展記念展観』の図録の裏表紙に掲載されていますが、まだ焼成前の写真で織部が掛かっていません。白崎秀雄が編纂した『秀作北大路魯山人』にも掲載されています。
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