機能や形状
材質や地域
明治19年5月、幼少の魯山人先生は義母に連れられて近所の太田の沢で咲き誇るかきつばたを見たと言われています。琳派風に連なった菖蒲文は花の部分を金彩で、花茎の部分を銀、葉の部分を鉄絵で描いています。見込の下部に図柄をまとめて絵画的な構成にしています。器形は平ら部分が大きく、広口となっており、強い轆轤目が特徴です。釉薬を剥いだりしながら単調にならないようにした上釉は焼成温度が高かったためか鉄色に近い発色になっています。底部は露胎となっていて糸切りされています。高台内には「魯山人」の刻銘があります。
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