機能や形状
材質や地域
菊花文様の凹凸に沿って釉薬が濃淡を描き出している。見込み中央部にも鉄釉を薄く施釉しているが、あえて施釉されていない白い土肌を見せることで装飾性のコントラストが際立つ作品となっている。またそれぞれ異なる織部釉の窯変も見どころである。魯山人独自の美意識で構成された本作は、食材を引き立てるにふさわしいく、「器は料理の着物である」という思想を体現する向付に仕上がっている。釘彫サイン「ロ」。
自然のものを意匠して自家薬籠中のものにしてしまう魯山人先生の力量を感じさせる作品です。二十枚の花弁がついた菊皿で、中央部分は織部釉をかけずに鉄絵を筆で轆轤を使い一周させています。口縁の側部と、作品裏部は鉋で削りを入れて凹凸を出すことで、織部釉の濃淡を楽しませてくれます。高台内は土見せとなっています。
管理No.165
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