212.織部竹形花入(陶々庵箱)

機能や形状

  • 【竹】
  • 【花入】

材質や地域

  • 【織部】

212.織部竹形花入(陶々庵箱)

魯山人が多く手がけた竹形花入の中でも、織部釉によって仕上げられたきわめて希 少な一作である。竹形花入において織部釉の作品は全体のわずか数パーセントにとどまり、その中でも本作は、三種のサイズ展開のうち最も大きな“大”サイズにあたる堂々たる佇まいを誇る。 床の間に据えることで空間に深みを与える一方で、日常の中でも自然に花を受け止める柔軟さを併せ持つ。 実用される機会が多いため、花入には使用に伴う疵が見られることが少なくないが、本作は 無傷完品の状態で現存していることも特筆すべき点である。 実用と鑑賞、両面において優れた魯山人の花入の中でも、特に希少性と完成度の高い一品といえる。(山口陶器店)

この竹形花入は基本的な造りは一緒でありますが、灰釉のものよりも少し太く作られています。やや彫塑的であるのも特徴の一つで、織部釉が掛かったものは数が少なく貴重なものです。削り込んだ痕が織部釉の濃淡を演出しています。節の堂々たる造りも見所の一つです。高台内は露胎で緋色が出ていて「魯山人」の鉄絵銘があります。(しぶや黒田陶苑)

作者北大路魯山人
陶々庵箱
年代昭和10年代
サイズ12.7 / H28.0cm
価格(税別)4,800,000円

管理No.157

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