機能や形状
材質や地域
古九谷様式を意識し制作した沢瀉(おもだか)文による九谷風徳利で、数少ないサイン入の作品である。器体に鮮やかな赤絵具で大きく躍動する沢瀉の文様を描き、その背景には赤・緑・黄による梅花文と赤の条線が密に施されており、華やかさと緻密さが共存する構成となっている。首部の肩には七宝繋文、さらに口縁と首中央には緑と黄による連鎖文帯がめぐらされ、全体にリズミカルな装飾効果を与えている。魯山人の深い伝統を踏まえた美意識と卓越した筆致が表れている逸品である。色絵サイン「魯」
江戸時代の初期に作られた初期の赤絵に沢瀉文の大徳利があります。東京国立博物館や東京富士美術館ではそれらの作品を見ることができます。魯山人先生は寸法も使いやすい大きさとして材料も変えて作りました。No.226と比べて赤呉須の色が薄いのが特徴です。もともとは一対として飾り徳利としての鑑賞も想定して作られたものと思います。
管理No.240
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