238.志野抹茶茶碗 5客(黒田箱)

238.志野抹茶茶碗 5客(黒田箱)


美濃陶との本格的な出会いは昭和5年に遡ります。魯山人窯に従事していた荒川豊蔵先生が当時、瀬戸産と思われていた志野を岐阜県の可児市久々井の大萱で筍の絵が描かれていた志野陶片を発見しました。魯山人先生は費用などを出し周辺の美濃窯の発掘調査をし、大体的に誌面などを使って発表しました。それ以降、志野や織部などの作品を本格的に作るようになりました。この魯山人先生の絵志野茶碗は一つでも貴重ですが五種あります。形や高台や釉調や鉄絵の絵付けを少しずつ展開しているのが面白いところです。昭和20年代の作品です。

作者北大路魯山人
材質陶磁器
価格(税別)非売品

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