板皿に足をつけた俎板は魯山人の創意である。土見せ部分を地面に見立て、上部にいくほど織部釉が色濃くなる。まるで武蔵野の広さを思わせるように釘彫で草文が力強く彫られ、中央部には息をひそめてバッタが隠れている。料理の盛り付けを重視した魯山人による風情ある逸品である。高5.3×幅44.1×奥20.6 cm
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