機能や形状
材質や地域
大きく筒形に引き上げ成形してから把手の二本柱を切り出している。手前には網干と鳥が鉄絵で描かれ、その向こうには海に見立てた織部釉が広がる。古くからある画題を上手く陶器に落とし込んだ、魯山人ならではの技が光る作品である。
側板の繋ぎ目や横手、そして箍(たが)の表現の仕方に魯山人先生の美意識を見ることができます。正面外側には海辺で見られる網干文と一羽の千鳥が配されています。内側にも二羽の千鳥が描かれています。海に見立てた織部の発色は頗る美しく、造形、絵の構成と相俟って織部作品の名品の一つです。表に「魯」の鉄絵銘と高台内には「魯山人」の彫銘があります。
管理No.1636
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