258.織部魚文スタンド(陶々庵識)

機能や形状

  • 【スタンド】

材質や地域

  • 【織部】

258.織部魚文スタンド(陶々庵識)

戦後の1948年ころ、魯山人は「電気スタンド展」を開催し進駐軍に大変好評を博したという。下部は柔らかな曲線で絵付けがされた絵瀬戸。上部は深い織部釉の中で優雅に泳ぐ魚。それまでの欧米には無かった奇抜なデザインであるが、おそらく魯山人は呼継ぎから着想を得たのかもしれない。

三越と火土火土美房(かどかどびぼう)の共催で昭和23年に開催された「魯山人独創 第一回電気スタンド展」の冊子の中で魯山人先生のスタンドは単純にお土産で進駐軍相手に作ったものでなく、日本陶磁の「ほんもの」の美しさを海外に紹介するために作っていると記しています。この作品の上部は三匹の魚の陽刻文を織部釉で、下部は絵瀬戸地を呉須と辰砂で線と波線文を描いています。三箇所に開けられたスタンドのコードの穴のデザインにも注目していただきところです。緑・朱・茶の色漆の台もその当時のオリジナルのもので貴重です。

作者北大路魯山人
陶々庵識
年代昭和23年頃
サイズ14.8 / H37.0
価格(税別)15,200,000円

管理No.500

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