魯山人は1955年、翌56年と二回ほど人間国宝(織部)の指定を受けるが辞退している。それほどまでに魯山人が生み出す緑釉には深みがあって魅力がある。本作品はタタラ成形したあと口縁の土を立ち上がらせ、釘彫で迷いなく一気に線を引く。たっぷりと掛けられた織部釉により草文が瑞々しい。高5.2×幅28.0×奥28.5 cm
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