機能や形状
材質や地域
本作の温容で親しみの持てる器形は何故か不思議と他の陶芸家の作品にはない安心感や包容力が感じられます。そして奔放な筆致で描かれた文様も魯山人ならではの温もりと素朴な中の芸術性があり、全体としてバランスのとれた秀作になっています。(山口陶器店)
鉄鉢形とも太鼓胴とも称される志野の向付です。志野でも初期に制作された作品で、まだ作風は固く感じます。主題に鉄絵で描かれているものが檜垣文であれば「長寿」、「繁栄」などの意味があると共に「無病」や「厄払い」などの意味も兼ね備えています。また矢来文であれば、外敵から守りを固め、「災いから身を守る」「邪気を払う」などの意味を持ちます。また子持筋にも同様に子孫繁栄の意味があり、とても縁起の良い作品となっています。高台内には「*」のマークの鉄絵銘があります。志野を総釉しているため、目跡焼成にしています。(しぶや黒田陶苑)
管理No.90
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