茶の湯に深く精通していた魯山人が、伝統的な竹の花入を備前土で独自に表現した逸品。自然の竹筒の姿を写し取りながらも、堅牢で重厚な存在感を備え、土味の力強さと造形美が見事に融合している。花を一輪添えることで空間全体に凛とした緊張感と気品をもたらす、まさに茶席にふさわしい堂々たる佇まい。花窓が設けられており、床間に置き筒花入としてもお使いいただける実用性も魅力。用の美と精神性を兼ね備えた、魯山人ならではの花入。
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