幅約10cmほどの小振りな銘々皿ながら、ひとつひとつ丁寧に櫛で彫り込まれた草文が施され、素朴さと品格を併せ持つ魯山人らしい美意識が凝縮された作品。控えめで上品な草文は料理の邪魔をせず、盛り付ける食材の魅力を一層引き立てる役割を果たす。手のひらに収まるサイズの中に、器と料理の調和を追求した魯山人の情熱と完成された造形が宿っている。日常の食卓に取り入れることで、「食を愉しむ」という魯山人の精神を身近に感じられる逸品。
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