機能や形状
材質や地域
土を叩いて木の葉の形に成形し、縁をわずかに立ち上げている。全体にたっぷりと掛かった織部釉が、葉の瑞々しさを演出する。料理を盛る際に葉蘭などの葉を敷かなくても料理が活きてくる器である。
織部釉の中には碧玉のように美しい釉調のものがあります。日本の碧玉は勾玉などに代表されますが、その色は重層的で神秘の色とも言えるものです。この作品の織部の溜まりにはその色を見ることが出来ます。魯山人先生としては他の作品よりも少し多めに織部釉を施すことでこのような色を狙ったのでしょうか。正に常緑の色調になっています。なだらかな葉身に見え隠れする葉脈にも風情があり、料理も映えそうです。底部は六から七箇所の目跡があり、畳付きには「ロ」の刻銘があります。
管理No.172
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