292.信楽籠花入(共箱)

292.信楽籠花入(共箱)


本作は、素地を大胆に透かし彫りして籠目状に仕立てた、北大路魯山人の花入の中でも特に異彩を放つ逸品である。魯山人の籠作品は、代表作の一つと目されるが、織部の作例がわずかに知られるのみで、信楽土を用いた籠花入は類品がほとんど存在しない。そのため、本作は魯山人陶芸の中でもきわめて希少性の高い作品といえる。籠の器形にはいくつかのバリエーションが見られるが、本作はその中でも形姿・透かしの切り出し方・景色のバランスが絶妙で、非常に完成度の高い作品に仕上がっている。多角形の透かしは一切の迷いなく切り出され、その切り口には力がみなぎり、端正ながらもリズムを保ち、器全体を引き締めている。また、信楽特有の火色や灰被り、溶け流れた自然釉が現れていて、重量感ある大地の息吹を思わせる灰の景色が、籠形の軽やかさと絶妙に呼応している。信楽の素材美と大胆な彫刻的造形が完全に融合した本作は、魯山人芸術の中でも孤高の存在感を放つ名品であり、卓越した技と美意識が凝縮された作品といえる。w24.0 × h20.7cm サインなし 1950年代

作者北大路魯山人
材質陶磁器
価格(税別)¥42,000,000

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