機能や形状
材質や地域
多様な魯山人作品の中でも類例をみない径53㎝の大皿に、画面いっぱいに伸びやかにススキが鉄釉で描かれ、濃淡を使い分けることで奥行きをもたせております。縁は斜め格子状に釘彫され、織部釉がたっぷりと掛けられています。迷いない大胆な筆さばきと釉薬の効果的な使い方によって、武蔵野の風趣が表現された逸品です。(瀧屋美術)
径が53㎝と類例のない大平鉢です。中央に大きく鉄絵で5本のすすきを描いています。穂はそれぞれに特徴を出して全てが異なっています。茎から筆を入れ、速筆で葉を段違いに描いていますが、まるで葉が風に揺れているかのようです。鐔縁の部分には格子状に陰刻線を入れ織部釉が掛かり釉が薄くなったところには緋色が出ています。高台脇は生乾きになった時に鉋で削った痕が見えています。畳付きと高台内は露胎で、白土が見えています。「魯山人」の彫銘があります。(しぶや黒田陶苑)
管理No.1727
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