機能や形状
材質や地域
魯山人先生の鎌倉山崎の広大な敷地の中にはたくさんの建物が移築、あるいは建築されました。特に昭和17年ごろから母屋の春風万里荘から移り住んだ慶雲閣、夢境庵の周りには孟宗竹の林があり、その竹林をすり抜ける風や竹の葉が擦れ合う風雅な音を楽しんでいました。魯山人先生の作られる陶磁器や絵にも竹林は度々登場しています。この徳利はやや鉄分の含まれる磁器土が使われており、その鉄分に反応して清涼感のある青味のある白磁の下には、染付の竹林が見えます。竹の節ごとに筆を留め、天に向けてニョキニョキと描き、そしてあまり煩くならないように笹の葉を少しだけ配しています。高台内には二重の枠に書かれた「呂」の染付銘、もう片方には「呂」だけの染付銘があります。(しぶや黒田陶苑)
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