機能や形状
材質や地域
1952(昭和27)年、魯山人はイサム・ノグチと共に備前の金重陶陽の窯を訪ね、木の葉皿を制作している。陶陽の妻・綾子が成形し、魯山人が葉脈を掻いたという。LOT.124はその時作られたもので、掻き銘「ア」は綾子のアである。同年、陶陽と藤原啓に北鎌倉に備前焼の窯を築いてもらい、最晩年は、大小様々な木の葉の形をした皿を生み出した。(シンワオークション)
魯山人先生はイサム・ノグチらと共に幾度も備前の金重陶陽の窯を訪れています。木の葉皿には陶陽の妻・綾子が関わったという逸話と写真が残されています。魯山人先生は備前土を用いて様々な葉の形の向付や鉢などを製作していますが、この作品はその中でも最もシンプルな形と意匠です。表面には松灰釉が掛かりよく溶けています。底部には足が斜めに付けられています。「ロ」の他に「ア」の刻銘があることから、綾子の関与を窺わせる作品もあります。陶陽先生もこれ以降に同様の作品を残されていることも歴史の1ページとしても興味深い作品です。(しぶや黒田陶苑)
管理No.164
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