機能や形状
材質や地域
本作品は昭和16年、日本橋三越にて開催された「魯山人氏近作絵画と陶器展」に出品され、図録にも掲載されている名作です。魯山人先生が最も絵画に力を入れた展示会の一つです。まるで松林の中に身をおいているかのような錯覚を抱かせるその画力に敬服いたします。中国の唐時代の隠者であった寒山の有名な詩が画讃で書かれています。
有一餐霞子,其居諱俗遊。論時實蕭爽,在夏亦如秋。幽澗常瀝瀝,高松風颼颼。其中半日坐,忘却百年愁。
有り一人の餐霞子(さんかし)あり、其の居には俗遊を諱(い)む。論時は実に蕭爽(しょうそう)にして、夏に在りてもまた秋の如し。幽澗(ゆうかん)は常に瀝瀝(れきれき)、高松(こうしょう)、風に颼颼(しゅうしゅう)。其の中に半日坐すれば、百年の愁いを忘却す。
魯山人の書銘に魯卿 朱文があります。(しぶや黒田陶苑)
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