機能や形状
材質や地域
1937(昭和12)年に日本橋白木屋で開催された「魯山人藝術展観」に出品され、当時の図録にも「極彩 鮮菜」として掲載されている作品です。絹本地に色彩豊かな野菜や花が籠に入っています。香に誘われて蜂のような虫も寄ってきています。下部には中国東晋時代に活躍した陶淵明の詩が画讃として書かれています。
少無適俗韻 少(わか)きより俗に適する韻無く性本愛邱山 性(せい) 本 邱山(きゅうざん)を愛す誤落塵網中 誤りて塵網(じんもう)の中に落ち一去三十年 一たび去りて 三十年
羈鳥戀舊林 羈鳥(きちょう) 旧林を恋い池魚思故淵 池魚(ちぎょ) 故淵(こえん)を思う開荒南野際 荒(こう)を開く 南野の際守拙歸園田 拙を守りて園田に帰る
方宅十餘畝 方宅(ほうたく) 十余畝(じゅうよほ)草屋八九閒 草屋 八九間楡柳蔭後簷 楡柳(やりゅう) 後簷(こうえん)を蔭(おお)い桃李羅堂前 桃李 堂前(どうぜん)に羅(つら)なる
曖曖遠人村 曖曖(あいあい)たり 遠人の村依依墟里煙 依依(いい)たり 墟里(きょり)の煙狗吠深巷中 狗は吠ゆ 深巷(しんこう)の中鷄鳴桑樹顚 鶏は鳴く 桑樹(そうじゅ)の顚(いただき)戸庭無塵雜 戸庭(こてい) 塵雑(じんざつ) 無く虚室有餘閒 虚室(きょしつ) 余間(よかん) 有り久在樊籠裏 久しく樊籠(はんろう)の裏に在りしも復得返自然 復(ま)た自然に返るを得たり
録陶淵明詩田園居魯山人 魯山人印(朱印)(しぶや黒田陶苑)
管理No.349
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