機能や形状
材質や地域
昭和5年 『魯山人作抹茶に関する陶磁器展観』に類品が掲載されています。また翌年には日本画家・速水御舟に宛てに手紙にはこの作品を描いた絵が添えられています。中国明末清初に多く作られた呉須赤絵はかなりの数が日本に渡り、魯山人先生のコレクションにも加えられていました。このような猪口形のものは本歌にはなく創作と考えています。二方面に窓抜きをしてあり、花が描かれています。左右には赤玉文を緑釉で際立たせています。下部に「魯」の印名があります。「昭和五 7月 星岡茶寮ニテ 中村氏ヨリ 到来」と前所有者が書されています。中村氏は共同経営者の中村竹四郎氏と推測されます。昭和11年に二人は対立し、魯山人先生は星岡茶寮を追われることになります。
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