機能や形状
材質や地域
桃山時代の黄瀬戸を思わせるほどの出来栄えを備えた向付である。古作に通じる趣が、本作の大きな見どころとなっている。3点には金繕いなどの修繕が見受けられる。これらの跡は、傷みを直してでも使い続けたいと思わせる、器そのものの魅力をうかがわせる。前所有者が作品の良さを認め、手をかけて大切に扱ってきたことを感じさせる点も興味深い。その出来栄えを味わうとともに、修繕を経て受け継がれてきた器の歩みにも思いを寄せることができる。(山口陶器店)
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