89.於里遍ドラ鉢(共箱)

機能や形状

  • 【丸鉢】

材質や地域

  • 【織部】

89.於里遍ドラ鉢(共箱)

本作は、人間国宝にも認定された織部焼の技法が際立つ逸品です。織部焼の中でも特に人気を誇る作品であり、その完成度の高さが見る者を魅了します。この鉢では、焼成中に現れる辰砂のような美しい窯変が見事に表現されており、これが「アガリの良さ」として評価されています。また、見込みの周りに施された櫛目模様は均整が取れており、その繊細でありながら力強い装飾が魯山人の卓越した技術を物語ります。実用性と芸術性を兼ね備えたこの作品は、魯山人が追求した「美と機能の調和」を象徴しており、彼の創造力と焼き物への深い探求心を感じさせる一品です。(山口陶器店)

銅羅鉢の名前の由来は寺院などで使われる銅羅の形に似ていることから付けられています。底が平らで縁の立ち上がりが直線的なものに使われています。この鉢も銅鑼形で見込中央には菊形の印花文が押されており、櫛目で波文が入れてあります。かなり深い緑釉で一見、灰釉の様にも見えます。織部釉は総釉で八つの目跡が見られます。高台内には「ロ」の刻銘があります。(しぶや黒田陶苑)

作者北大路魯山人
共箱
年代昭和25〜30年代
サイズ24.6 / H5.5cm
価格(税別)2,400,000円

管理No.77

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